2007年10月31日

今日の献立

jorou.JPG今日は久々の狩猟採集デー。
当初の想定では一日分の食糧を狩猟採集で賄うつもりだったが、それだけで一日活動するエネルギーを得るのはえらく大変だ。自分に優しい私は一食分だけで勘弁してやることにした。

昆虫料理のサイトで紹介されていたジョロウグモに挑戦してみた。
普段はあまり気に留めなかったが、意識して探すと近所の雑木林には、卵を宿して丸々太ったジョロウグモがたくさん網を張っていた。
黄色と赤と黒の鮮やかなまだら模様は、とてもおいしそうには見えない。私はほんとにこんなのを食うんだろうかと一瞬ひるむが、気を取り直して捕獲。
ジョロウクモは飛びもしないし、動きもそれほど早くないので簡単につかまえられる。なるべく太ったやつを探して木の枝で巣から引き剥がし、5匹ほど袋の中に落とし入れた。
自分で獲った獲物の命を奪って食べると思うと、やはり厳粛な気持ちになる。なるべく苦しみを与えないよう、煮立った水にクモを落とすと一瞬で絶命。そのまま数十秒ゆで、塩胡椒をふって頂いた。
これで私が地獄に落ちてもクモは糸を垂らしてくれないだろう。

ジョロウグモの腹は、味も歯ざわりもプリプリした魚の卵のようで悪くない。しかし一匹一匹が小さいので、相当の数を捕獲しなければ満腹感を得るのは難しい。足と頭は硬くてにちゃにちゃと口の中に残るので、後で揚げて食べることにした。
ついでに拾ってきたスダジイと併せて充実のディナーになった。腹は全然充実しなかったが、心が満たされればいいのだ。
ジョロウグモ有難う。
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2007年10月27日

ゴキブリジェノサイド

忌み嫌われるゴキブリ。温厚そうな内藤氏も亀田一家にゴキブリ呼ばわりされたことには腹を立てていた。ゴキブリの何がそんなに悪いのだろう。下水など不潔な場所を歩き回った足で部屋の中を這いずり回るので、確かに不衛生だし病気を媒介することもあるかもしれない。しかしここまで嫌われるのは、やはりその外見と不気味な動きによるものだろう。
ホテルルワンダ」でもツチ族をゴキブリと呼んで虐殺を煽る描写があったので、ゴキブリに対する生理的な嫌悪は人類共通のものかと思っていたが、そうでもないらしい。wikipediaによれば、“地球全体で見ればこの昆虫を害虫扱いする国は意外と少ない。”とのこと。

春に引っ越してきた部屋にはまだゴキブリが少なかったので、ゴキブリとの共存を考えてみようと思い、生け捕りにしては外に逃がすようにしていた。しかし、放っておくとこの虫はどんどん増えてくる。
この夏、炊飯器のフタから小さなゴキブリが這い出てきた時に、私の中で何かが切れ、ゴキブリの大虐殺が始まった。みつける度に叩き潰す。それでも増える一方なのでついにホウ酸団子まで設置した。

ゴキブリ退治とルワンダの悲劇とは遠く離れてはいるが、地続きだということを自覚しておきたい。小さな虫への抑制出来ない憎悪の感情は、何かのきっかけで人間にも向けられる可能性があるということを。

どうせ殺すなら、いっそ食ってやれば命を無駄にしないかと調べてみるとこんなサイトがあった。
http://musikui.exblog.jp/m2007-09-01/ゴキブリも結構いけるらしい。
しかし、ホウ酸は人間にとっても毒(成人の致死量は15〜20g)なので団子を食べたゴキブリを食べるのも気持ちが悪い。この部屋でホウ酸団子をやめても他の部屋で食べてきたり、殺虫剤を浴びてくるかもしれないと思い直して断念した。色んな意味で自分の覚悟のなさが分かった。
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2007年10月17日

不都合な真実

 地球温暖化の脅威については、よく分からない所が多いので話半分に聞いておこうと思っている。確かに実感としては暖かくなっていて薄気味悪いが、それと地球温暖化とは別の話だし、地球が温暖化しているにせよ、人間活動の影響の程度や温暖化が生態系にもたらす影響の程度については、科学的にきっちり決着が付いた話ではないようだ。しかし万が一、CO2の影響がそれほどではなかったにしても、現時点ではっきりしない以上予防的に措置を講じるのは正しいことだろう。また化石燃料を大量に使用する人間の生活が環境破壊を招いてきたのも、石油利権が戦争の原因になってきたのも確かだし、温暖化への危機意識が大量生産大量消費のライフスタイルを見直すきっかけになればよいと思う。だからCO2削減キャンペーンは基本的に支持している。でも温暖化の危機を煽りすぎることには危うさも感じる。
「現代思想」10月号“冷静に地球温暖化を考える 池田清彦+伊藤公紀”は、ゴア氏の「不都合な真実」の本を批判的に検証していて面白い。討議と題してあるが、池田氏が伊藤氏の講義を聞くような形式。専門外の温暖化問題についてメディアで否定的に語る池田氏を胡散臭く感じる人もいると思うけど、ここではよいインタビュアーだった。
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2007年10月05日

どんぐりパンケーキ

konaracake.JPG約一週間水にさらし、コナラからようやく渋みが抜けた。
しかしそのままではふやけたピーナツのようだ。渋くはないが、別にうまいというわけでもない。小麦やヤマイモなどと混ぜて焼くのがドングリの一般的な調理法らしいので、卵と小麦を混ぜて練り、フライパンで焼く。見た目は悪いが、味はふやけたピーナツ入りのパンケーキのようである。
ちなみに輸入小麦と10個100円の激安卵を使用した時点で、なるべく倫理的に正しい食事をしようと採集を始めた当初の趣旨から思い切り外れてしまった。

結論:ドングリはそのまま食べられるスダジイが一番。

それから更に5日間。しかしクヌギは相変わらずのシヴさで未だに食えたものではない。このドングリを食用に加工した縄文人の知恵と根性は尊敬に値する。
posted by 激弱ブロガー at 23:24| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする