2007年11月24日

ナチュラル・ボーン・無バイダー

先週のSPAの特集は「明るい[一生、年収200万円台ライフ]入門」
底辺に追いやられた層に諦念を促して暴発を防ぐ意図があるのかどうかは知らないが、この雑誌のこういう負け組向けの姿勢は嫌いじゃない。
しかし手取り年収二百数十万で借金も扶養家族も親への仕送りもないなら余裕でしょ。ここで紹介されていた明るい貧乏暮らしをしている人達の多くが、年収が結構ある人でも貯金ゼロだったのにちょっと驚いた。私は何か人として大事なことを忘れているのだろうか。

今日11月24日は無買デーだったらしい。
1年に1日だけ、本当に必要なもの以外は何も買わずに過ごしてみようという日だそうな。大量消費社会や消費至上主義的なライフスタイルへの警鐘らしいが、あほか。そんなん言われんでも、わしゃ大体毎日無バイデーじゃ。食糧は買いだめするから週半分ぐらいはリアル無バイデーじゃ。

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posted by 激弱ブロガー at 23:28| Comment(2) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月08日

ミリキタニの猫

映画を通常料金で観たのは何年ぶりだろう。でも1700円払う価値のある映画だった。

倒壊するWTOを気にも留めずいつも通り絵に没入するミリキタニ
路上で暮らしていてもグランドマスターアーティストと自称するミリキタニ
自分の絵をマスターピースと自賛するミリキタニ
他人の絵をコマーシャルアートとこきおろすミリキタニ
80歳とは思えない動きで空手の型を見せ自慢げに笑みを浮かべるミリキタニ
居候しててもいばりん坊のミリキタニ

そんなミリキタニ氏の魅力がいっぱい。
ニューヨークの路上でホームレス画家として生活していた誇り高き爺さんミリキタニ氏のドキュメンタリー。

ミリキタニ氏はアメリカ生まれの広島育ち。軍国主義の日本を逃れ、アーティストになるために米国に渡ったが、米国籍を持ちながら、収用所に強制収用された。広島に残った家族は原爆で殺された。
アメリカ政府への怒りから、ミリキタニ氏はアメリカの市民権、社会保障を拒否し続ける。
しかし映画を撮影するリンダは、赤の他人の彼のために奔走する。映画の前半では猜疑心と怒りを宿していた彼の目が、リンダを通じて人々の温もりに触れ、優しく変わっていくのがはっきり分かった。人はただ、誰かに自分の悲しみを分かってもらいたい、誰かから認められたいものなのだなと思う。収容所を訪れ、帰りのバスで「もう怒りはない」と呟くミリキタニ氏が印象的だ。
映画ではミリキタニ氏の映像に重ねて911以降のアラブ系アメリカ人への迫害のニュースが流される。人の世は今も変わることがなく、ミリキタニ氏の悲劇は繰り返される。
それでもミリキタニ氏の人生の終盤に安らぎと幸福が訪れた奇跡を観て、この世界にも希望を持てるような気がした。

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posted by 激弱ブロガー at 01:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 戦争 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月02日

値上がり

ホームレスの販売する雑誌、Big issueが200円から300円に値上がりしてた。興味のある記事が載ってる時にたまに買うだけだが、100円の違いは結構大きいと感じる。これがホームレスの収入アップにつながればいいが、私のようなケチばかりだと逆に減収になり、肝心の会社の方もつぶれてしまうのではないかと心配になった。
いつも最寄り駅で売ってるおっさんから買っているのだが、その人に聞いたところ、値上がりしても販売数は変わらないとのこと。私みたいな人間ばかりでなくてよかった。反省して1冊購入。
このおっさんは、かなり遠くから来ているのだが、以前バックナンバーを頼んでおいたら、約束した日が大雨で他に買う人もいないのに、わざわざ来て待っていてくれたこともある。律儀な人である。こういう人が報われる世の中であって欲しい。
posted by 激弱ブロガー at 21:32| Comment(2) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする